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惑星科学:木星の深部領域の短時間で変化する赤道ジェット
Nature 627, 8002 doi: 10.1038/s41586-024-07046-3
惑星磁場は、これ以外の手段ではほとんど得られない惑星深部のダイナミクスを知る窓となる。特に、導電性内部領域の流体の流れとそこの磁場の相互作用によって、外部から観測される磁場の観測可能な永年変化(時間依存性)が生じる。木星磁場の永年変化は最近明らかになったもので、その一部は軸対称の赤道ジェットから生じていることが示された。このジェットが時間依存性であるかどうかはこれまで検討されてこなかったが、木星内部のダイナミクスを理解するには非常に重要である。もし定常的であれば、おそらく深部のダイナモ対流の現れであると思われ、ジェットもその流れの一部であると予想される。しかし、数百年という対流のターンオーバーの時間スケールよりずっと短い時間スケールの時間依存性があれば、おそらく異なる起源から生じていると思われる。本論文で我々は、このジェットが約4年周期の波動性のゆらぎを持っていることを報告する。これは、木星内部の金属水素領域における、ねじれ振動(回転軸周りの円筒対称振動流)または局在アルヴェン波の存在を強く示唆している。今回の結果は、金属水素領域内の磁場のこれ以外の場合では隠された側面を明らかにしており、ひいては木星の磁場を生成するダイナモを絞り込む道を開くものである。

