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光物理学:ペタビット容量の3Dナノスケール光ディスクメモリー
Nature 626, 8000 doi: 10.1038/s41586-023-06980-y
ますます増えるデータ需要を満たすには、大容量ストレージ技術が必要である。しかし、半導体フラッシュデバイスやハードディスクドライブなどの主要ストレージ技術に基づくデータセンターは、エネルギー負荷が大きく、稼働費用が高く、寿命が短い。光データストレージ(ODS)は、費用対効果の高い長期アーカイブデータストレージ向けの有望な解決策である。しかし、ODSは容量が小さく面密度増大には課題があるため、制限されている。今回我々は、こうした問題に対処するために、平面的な記録アーキテクチャーを数百層の三次元アーキテクチャーに拡張するとともに、記録スポットの光回折限界の壁を破ることによって、ODSの容量をペタビットレベルに増やした。我々は、フェムト秒レーザービームによって光活性化できる凝集誘起発光色素をドープしたフォトレジスト膜に基づく光記録媒体を開発した。この膜は非常に透明かつ均一であり、凝集誘起発光現象によってストレージ機構が得られる。この機構はまた、別の脱活性化ビームによって阻害することも可能で、超解像スケールの記録スポットを得ることができる。この技術によって、ナノスケールのディスクを重ねてアレイにすることによる、スペースの限られた大型データセンターに不可欠なエクサビットレベルのストレージの実現が可能になる。

