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天体物理学:超新星爆発後の近接連星系における12.4日の周期性
Nature 625, 7994 doi: 10.1038/s41586-023-06787-x
中性子星と恒星質量ブラックホールは、大質量星の爆発の残骸である。大質量星の大半は近接連星系に存在し、伴星と新たに形成されるコンパクト天体の間の相互作用は理論的には研究されているものの、連星系であることを示す兆候や超新星爆発時にコンパクト天体が形成されていることを示す証拠はいまだ得られていない。本論文で我々は、外層を剥ぎ取られた超新星SN 2022jliが、減衰しつつある光度曲線に12.4日の周期的な振動を示すことを報告する。後期のスペクトルに、速度偏移の周期が一致する狭いHα輝線が検出された。これはおそらく、伴星から剥ぎ取られてコンパクトな残骸に降着した水素ガスに起因すると考えられる。フェルミ衛星に搭載された大面積望遠鏡(LAT)で見つかった新しいγ線源は、時間的にも位置的にもSN 2022jliと一致する。可視光の光度曲線における周期的な振動、コヒーレントなHα輝線の偏移、γ線源との関連の証拠を含む観測されたSN 2022jliの特徴は、連星系における大質量星の爆発の後に、束縛されたコンパクトな残骸が残ったことを示している。伴星からコンパクト天体への質量降着は、超新星の光度曲線を駆動しγ線放射を生み出す。

