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天文学:惑星を飲み込む星からの赤外線トランジェント

Nature 617, 7959 doi: 10.1038/s41586-023-05842-x

軌道周期が短い(約10日以下)惑星は、太陽に似た星の周囲では一般的である。星は進化するにつれて膨張するため、近くにある惑星は飲み込まれると予想され、これによって親星からの明るい質量放出が駆動される可能性がある。しかし、この段階が直接観測されたことはない。本論文で我々は、明るく持続時間の長い赤外放射を伴った、銀河系円盤内の持続時間の短い可視光アウトバーストである、ZTF SLRN-2020の観測結果について報告する。得られた光度曲線とスペクトルは、連星系の合体によって生じることが現在確認されている爆発の一種である、赤色新星のものと非常によく似ている。その非常に低い可視領域の光度(約1035 erg s−1)と輻射エネルギー(約6.5 × 1041 erg)は、太陽に似た親星による、質量が木星の約10倍未満の惑星の飲み込みを示している。我々は、銀河系における、こうしたそれほど明るくない赤色新星の頻度を、1年当たり約0.1から数個と見積もった。将来の銀河面探査によって、このような天体が日常的に確認され、惑星の飲み込みの統計データや内部太陽系における惑星の最終的な運命が明らかになるはずである。

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