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医学研究:超音波検査士とAIによる心機能評価を比較する盲検無作為化試験

Nature 616, 7957 doi: 10.1038/s41586-023-05947-3

心エコー検査用の人工知能(AI)が開発されているが、盲検化・無作為化した試験はまだ行われていない。今回我々は、AIと超音波検査士による左室駆出率(LVEF)の初期評価の比較を行う盲検無作為化非劣性臨床試験(ClinicalTrials.gov ID:NCT05140642、外部資金なし)を設計し、解釈ワークフローにおけるAIの影響を評価した。主要評価項目は、AIまたは超音波検査士による初期評価と、心臓専門医による最終評価の間のLVEFの変化とし、これは大きな変化(5%以上の変化)を伴う検査の割合によって評価された。スクリーニングされた3769例の心エコー検査のうち、274例の検査が画質の低さのために除外された。大幅な変化が見られた検査の割合は、AI群では16.8%、超音波検査士群では27.2%だった(差は−10.4%、95%信頼区間:−13.2~−7.7%、非劣性についてP < 0.001、優越性についてP < 0.001)。心臓専門医による最終評価と、それ以前の心臓専門医による別の評価との間の平均絶対差は、AI群では6.29%、超音波検査士群では7.23%だった(差は−0.96%、95%信頼区間:−1.34~−0.54%、優越性についてP < 0.001)。AI誘導型ワークフローは、超音波検査士と心臓専門医の両者にとって時間の節約となり、また、心臓専門医は、AIによる初期評価と超音波検査士による初期評価を見分けられなかった(盲検指数0.088)。心機能の心エコー定量化を受けている患者に対しても、AIによるLVEFの初期評価は、超音波検査士による評価に対して非劣性だった。

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