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天文学:球状星団内の反復する高速電波バースト源

Nature 602, 7898 doi: 10.1038/s41586-021-04354-w

高速電波バースト(FRB)は、物理的な起源が不明な閃光である。大半のFRBは一度しか観測されていないが、一部は複数回の閃光を生じることが知られている。多くのモデルは、磁気的にエネルギーを供給された中性子星(マグネター)を放射源として必要とする。最近、近傍銀河M81の方向に、別の波長で4個の対応天体候補を持つ、新たなリピーター(FRB 20200120E)の発見が報告された。今回我々は、このFRBが、M81にある球状星団の、光学中心から2 pc離れた場所に位置することを示す観測結果を報告する。球状星団には古い星の種族が存在していることから、重力崩壊型超新星で形成される若いマグネターを必要とするFRBモデルに疑問が投げ掛けられている。我々は、そうではなく、FRB 20200120Eの起源が、降着に誘発された白色矮星の崩壊または連星系におけるコンパクト天体の合体を通して形成された、強い磁気を帯びた中性子星であると提案する。コンパクトな連星系は球状星団内部で効率よく形成されるため、そうした連星系を必要とするモデルは、観測されたバーストにも関与している可能性がある。

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