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特集:BICCN:大脳皮質のグルタミン酸作動性ニューロン系の遺伝的解析

Nature 598, 7879 doi: 10.1038/s41586-021-03955-9

グルタミン酸作動性錐体ニューロンにはさまざまなタイプがあり、大脳皮質の多種多様な処理の流れと出力チャネルに関わっているが、これらのニューロンは全て、胚の背側終脳の神経前駆細胞に由来する。今回我々は、発生プログラムと分子プログラムに基づいて、錐体ニューロン亜集団の解析と運命マッピングのための遺伝学的戦略とツールを確立した。我々は、カギとなる転写因子とエフェクター遺伝子を利用して、前駆細胞で一時的なパターン形成プログラムを、有糸分裂後ニューロンで分化プログラムを体系的に標的化した。一時的に誘導可能な、CreとFlpをノックインした十数種類のドライバーマウス系統を作製して、主要な前駆細胞タイプと投射クラスを組み合わせて標的化できるようにした。この組み合わせ戦略により、発生起源、マーカー発現、解剖学的位置、投射標的によって定義される錐体ニューロン亜集団へのウイルスによるアクセスが可能になった。これらの戦略により、大脳皮質の処理ネットワークや出力チャネルを構築する錐体ニューロン亜集団の階層的構成や発生の軌跡を解明するための、実験的枠組みが確立された。

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