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天文学:拡散したγ線バックグラウンドは主に星形成銀河によるものである

Nature 597, 7876 doi: 10.1038/s41586-021-03802-x

フェルミガンマ線宇宙望遠鏡によって、0.1 GeV〜1 TeVのエネルギーで、拡散したγ線バックグラウンドが明らかになっており、これは、銀河系からの放射と等方的な銀河系外成分に分けることができる。後者を理解するためのこれまでの取り組みは、主に活動銀河核や星形成銀河といった多くの候補天体によって生成されるγ線放射を予測できる物理モデルがないことで妨げられており、その寄与は依然としてほとんど絞り込めていない。今回我々は、経験的なスケーリング則に依存するのではなく、代わりに超新星残骸で加速された宇宙線が星間物質と相互作用するときに生成されるγ線放射の物理モデルに基づいた、星形成銀河のγ線バックグラウンドへの寄与の計算結果について報告する。このモデルの妥当性を局所的な観測に対して検証した後で、これを観測された宇宙論的な星形成銀河の種族に適用したところ、γ線バックグラウンドの全体強度とスペクトルの傾きの両方に対して非常に良い一致が見られ、これによって、広く拡散した等方的なγ線バックグラウンドを星形成銀河だけで説明できることが実証された。

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