Perspective

計算社会科学:個人によるソーシャルセンシングは計算社会科学の未開発の情報資源である

Nature 595, 7866 doi: 10.1038/s41586-021-03649-2

社会的環境を「センシング(感知)」して他者の思考および行動を理解する能力により、人間は社会的世界に適応し、コミュニケーションや協力を行い、他者の経験から学ぶことができる。今回我々は、計算社会科学の視点から、この能力を人間の社会性に関する研究の進歩に利用できると主張する。目的とする特定の集団を代表するように戦略的に選択された場合、ソーシャルセンサーとなった人々は社会の傾向を描写および予測するのに役立ち得る。加えて、そうした人々が自らの社会的世界をどう経験しているかについての報告は、人間の社会システムの経験的現実によって制限される社会動態モデルの構築に役立つ可能性がある。

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