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遺伝学:43万3540人の東アジア人における2型糖尿病座位の特定

Nature 582, 7811 doi: 10.1038/s41586-020-2263-3

ゲノム規模関連研究(GWAS)のメタ解析により、2型糖尿病(T2D)に関連する240以上の座位が特定されているが、これらの座位のほとんどはヨーロッパ人の解析で見つかってきたものである。今回我々は、東アジア人におけるT2Dリスクを調べるために、T2D患者7万7418人と健常対照群35万6122人のGWASデータについてメタ解析を行った。主解析では183座位で301の独立した関連シグナルが特定され、ボディーマス指数(BMI)や性別を考慮した場合と考慮しない場合のT2D関連モデルを合わせると、T2Dの素因に関連する61座位が新たに特定された。東アジア人とヨーロッパ人の両集団でT2Dに関連するありふれたバリアントは、強い相関性のある効果量を示した。これまでに記載のなかった関連としては、GDAP1PTF1ASIX3ALDH2、マイクロRNAクラスターの1つ、そして筋肉細胞や脂肪細胞の分化に影響する遺伝子群の、内部や近傍のシグナルなどがある。また別の座位では、2つの重複したT2Dシグナル上にある発現量的形質座位が、異なる組織において2つの遺伝子(NKX6-3ANK1)に影響を及ぼしていた。多様な集団での関連研究はさらなる関連座位を特定し、疾患に関連する遺伝子、生物学的性質、経路を明らかにする。

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