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天文学:2つの異なる球状星団種族から明らかになった、M31の2つの大規模な降着時期
Nature 574, 7776 doi: 10.1038/s41586-019-1597-1
大型の銀河は、矮小銀河の集積を通して成長する。こうした成長史は、原理的には銀河の恒星ハローの特性を通してたどることができる。メシエ31(M31;アンドロメダ銀河)のこれまでの研究からは、25キロパーセクという銀河中心半径より外側では、ハローの球状星団の種族が、より中心近くに位置する星団と同様に恒星円盤と同じ面で回転していることが示されている。M31のハローは、なめらかに分布した恒星成分と共にコヒーレントな恒星の下部構造も含んでいる。25キロパーセクの銀河中心半径の外側の球状星団の多くは、最も顕著な下部構造と関連しているが、一部はなめらかなハローに属している。本論文では、これらの球状星団の運動力学の解析について報告する。我々は、互いに垂直となる方向に回転している、2つの異なる種族を見いだした。このうち、なめらかなハローを伴う種族の回転軸は、M31を取り囲む複数の矮小銀河のなす平面の回転軸に一致する。我々は、これらの異なる星団種族が、おそらく数十億年の間隔で起こった2回の大規模な降着の時期に生じたと解釈する。初回の降着時期に由来する恒星の下部構造は消失しているが、より最近の2回目の降着時期に由来する構造は現在も残っている。

