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合成:ジアゾ化試薬を用いる機能的スクリーニングのためのモジュール式クリックケミストリーのライブラリー

Nature 574, 7776 doi: 10.1038/s41586-019-1589-1

クリックケミストリーとは、モジュール式合成を用いて望ましい特性を持つ新分子を迅速に見いだす概念である。銅(i)触媒を用いるアジド–アルキン環化付加(CuAAC)によるトリアゾール環形成や硫黄(vi)フッ素交換(SuFEx)触媒反応は、クリック反応として広く認められており、その生成物は、他の反応とはほぼ無関係に100%近い収率で迅速に得られる。しかし、CuAAC反応の場合、アジド試薬は、その潜在的な毒性と合成に伴う爆発リスクから、入手可能性が制限されている。今回我々は、クリック反応ファミリーに加えるべき新たな反応、すなわち最も豊富に存在する官能基の1つである第1級アミンからアジドを形成する反応について報告する。この反応は、わずか1当量の単純なジアゾ化種フルオロスルフリルアジド(FSO2N3)を用い、安全かつ実用的な様式で96ウェルプレート上において1200種を超えるアジドの合成を可能にする。この信頼性の高い変換反応は、現時点で最も広く用いられているクリック反応であるCuAACトリアゾール環形成の強力な手段となる。今回の方法によって、合成可能なアジドや1,2,3-トリアゾールの数が大幅に増える。また、CuAAC反応がありふれた反応であることを考慮すると、今回の方法は、有機合成、医薬品化学、化学生物学、材料科学の分野で応用できるはずである。

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