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古人類学:エチオピアのウォランソ・ミルで発見された中期鮮新世ヒト族頭蓋の年代とそれを取り巻く状況

Nature 573, 7773 doi: 10.1038/s41586-019-1514-7

エチオピアのウォランソ・ミル調査地域の北西部にあるゴダヤ渓谷(Godaya Valley)の中期鮮新世の三角州層で、ヒト族の頭蓋化石が発見された。本論文では、化学的に相関する火山層の解析および古地磁気層序と、年代の決定されている凝灰岩のベイズモデリングとを組み合わせることにより、三角州層とそこに含まれていた化石について380万4000 ± 1万3000~377万7000 ± 1万4000年前(平均値 ± 1σ)という年代範囲が得られたことを明らかにする。我々はまた、三角州シーケンスの下の永久湖堆積物に関する記録も示す。今回のヒト族頭蓋に伴って発見された哺乳類化石は、当時広範に分布していた分類群のものであり、植物遺骸から得られたデータは、湖および三角州流域の植生が主に乾性低木林であり、さまざまな割合で草原、湿地、水辺林を伴っていたことを示している。さらに、これらの地層では堆積物の蓄積速度が高く、地形の険しい起伏に典型的な堆積の特徴が見られ、それらはウォランソ・ミルのより年代の新しい化石産地とは異なっていることも明らかになった。これは、古景観が活発なリフティング過程の影響を受けていたことを示している。

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