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神経科学:ヒトとマウスの皮質における異なる特性を持つ保存された細胞タイプ

Nature 573, 7772 doi: 10.1038/s41586-019-1506-7

ヒト大脳皮質の細胞構造を解明することは、我々の認知能力や疾患への感受性を理解する上で重要である。今回我々は、単一核RNA塩基配列解読解析により、ヒト大脳皮質中側頭回の細胞タイプの包括的研究を行った。その結果、高度に多様化した一連の興奮性と抑制性のニューロンタイプが特定された。これらのタイプのほとんどは疎で、興奮性タイプは予想よりも層に限定されていなかった。マウス大脳皮質における同様の単一細胞RNA塩基配列データセットと比較すると、意外なほどよく保存された細胞構造が明らかになり、この構造によって相同なタイプをマッチさせて、ヒト細胞タイプの特性を予測することが可能になった。このように全体的には保存されているにもかかわらず、ヒトとマウスの相同な細胞タイプ間では、割合や層分布、遺伝子発現、形態における顕著な変化を含め、広範な差異も見つかった。このように種特異的な特徴があるため、ヒト脳を直接研究することの重要性が強調される。

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