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免疫学:周期的な力のPIEZO1によるメカノセンシングは自然免疫に不可欠である

Nature 573, 7772 doi: 10.1038/s41586-019-1485-8

侵入してくる病原体を自然免疫細胞が直接的に認識することは、炎症応答の重要な駆動要因である。しかし、自然免疫系の細胞は自身の置かれている局所的微小環境を感知して、炎症の間に変化する温度、pH、酸素や栄養の利用可能性の生理的変動にも応答できる。免疫系細胞は、その一生を通じて力や圧力にさらされるが、このような機械的過程が免疫応答を調節する仕組みについてはほとんど知られていない。本論文では、免疫細胞が肺で経験するのと似た、周期的に加わる静水圧が、機械的に活性化されたイオンチャネルPIEZO1を介して炎症応答を開始させることを示す。自然免疫細胞のPIEZO1が欠損しているマウスは、細菌感染もしくは繊維性病変につながる自己炎症という状況下で肺の炎症が見られなかった。我々の結果は、自然免疫細胞を刺激して炎症応答を誘導する環境知覚軸を明らかにしたもので、免疫におけるPIEZO1とメカノセンシングの生理的な役割を明らかにしている。

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