Analysis

気候変動の影響:武力紛争のリスク要因としての気候

Nature 571, 7764 doi: 10.1038/s41586-019-1300-6

気候と紛争の関係に関する研究結果はさまざまであり、議論の的になっている。本論文では、気候と紛争の関係に関する現在の理解を、多様な分野の専門家から得られた構造化された判断に基づいて評価する。こうした専門家の見解は、気候が国々の組織的な武力紛争に影響を与えていることでは一致している。しかし、社会経済学的発展途上や、国家の能力の低さなどの他の駆動要因が、実質的により大きな影響力を持つと判断され、気候と紛争の間のつながりの機構はまだ主要な不確定要素である。気候変動の増大は、将来の紛争のリスクを高めると推定される。

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