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引用数指標:科学技術は大きなチームにより発展し、小さなチームにより破壊される

Nature 566, 7744 doi: 10.1038/s41586-019-0941-9

今日の科学技術における最も普遍的な傾向の1つは、あらゆる分野で大きなチームが増えていることで、それに伴い単独の研究者や小さなチームは減少している。チーム規模の拡大の原因は、科学的活動の専門化、通信技術の改善、あるいは学際的な解決策を必要とする現代の問題の複雑性にあるとされてきた。チーム規模のこうした推移によって、大きなチームによって生み出される科学技術の性質は小さなチームによるものとは異なるのかどうか、そして異なるとしたらどう異なるのか、という疑問が生じる。今回、1954〜2014年の6500万件を超える論文、特許およびソフトウエア製品を分析した結果、この期間全体を通じて、より小さなチームには新たなアイデアや機会によって科学技術を破壊する傾向があった一方、より大きなチームには既存のものを発展させる傾向があったことが明らかになった。より大きなチームの研究は、より最近の一般に広く普及している発展に基づいており、即座に注目が集まる。対照的に、より小さなチームの寄与は過去をより深く調べていて、科学技術に対して破壊的と見なされ、もし認められたとしてもそうなるまでに非常に長い時間がかかる。大きなチームと小さなチームの間で見られる差は、インパクトの大きな成果ほど大きくなり、小さなチームは破壊的な研究、大きなチームは発展的な研究で知られるようになる。主題および研究計画の違いは、チームの規模と破壊との関係にあまり大きな関与はしておらず、大きな影響は個人のレベルで、人々がより小さなチームとより大きなチームの間を動くことで、発生する。以上の結果から、科学技術のエコロジーを繁栄させるには小さなチームと大きなチームの両方の存在が必須であることが明らかになり、その実現のためには、科学政策によってチーム規模の多様性を支えるべきであることが示唆される。

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