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天文学:アンドロメダ銀河内の反復新星の巨大な残骸

Nature 565, 7740 doi: 10.1038/s41586-018-0825-4

白色矮星への水素の降着によって、ガスの累積した外層における熱核暴走反応である古典的な新星爆発が点火され、太陽の100万倍の光度に達するとともに、高速で質量が放出されて残骸の殻(主に星間物質からなる)が形成される。白色矮星の質量上限(太陽質量の1.4倍)に近づくと、伴星からの水素の急速な降着(1年当たり太陽質量の約10−7倍)によって、数年から数十年の時間スケールで頻繁に爆発が起こるようになる。そのような連星系は、反復新星と呼ばれている。反復新星の放出物は、最初は最大1万km s−1の速度で動いて周辺の星間物質を「一掃」し、新星の連星系の周辺の空間に空洞を作り出すはずである。古典新星や反復新星の単回の爆発では、さしわたし1パーセクを超える残骸は知られていないが、反復新星の数千回に及ぶ連続的な爆発ではさしわたし数百パーセクの殻を形成できると考えられる。本論文では、アンドロメダ銀河(メシエ31あるいはNGC 224)にある、最も頻繁に反復する新星M31N 2008-12aについて報告する。この反復新星は年に一度爆発し、投影されたサイズが少なくとも134 × 90パーセクの巨大な残骸に取り巻かれている。この殻は、超新星爆発を含む新星爆発の既知のほぼ全ての残骸より大きく、こうした殻の存在は、新星M31N 2008-12aが数百万年間にわたって頻繁に爆発していることを実証している。

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