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寄生虫学:サイクリン依存性キナーゼ12は内臓リーシュマニア症の薬剤標的である
Nature 560, 7717 doi: 10.1038/s41586-018-0356-z
内臓リーシュマニア症が原因の死亡者とこの疾患の罹患者は世界各地で相当数に及んでおり、この疾患に対する新規で有効な治療薬の開発が緊急に必要とされている。今回我々は、ピラゾロピリミジン骨格を基盤とする一連の抗リーシュマニア症ドラッグライク化合物群の開発について報告する。この化合物群のリード化合物(化合物7;DDD853651/GSK3186899)は、内臓リーシュマニア症のマウスモデルで有効であり、物理化学的、薬物動態学的および毒物学的な性質もさらなる開発に適していて、前臨床候補薬であることが明らかになっている。作用様式の詳細な研究から、この群の化合物が主に寄生原虫のcdc2関連キナーゼ12(CRK12)の阻害によって作用を発揮することが示され、従って内臓リーシュマニア症のドラッガブルな標的が明確になった。

