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生化学:ヒトリボソーム40Sサブユニット成熟の後期段階の可視化

Nature 558, 7709 doi: 10.1038/s41586-018-0193-0

真核生物のリボソームサブユニットの形成は、核から細胞質にわたって行われる過程で、数百個の集合因子を必要とする。リボソームの形成経路には相異があるにもかかわらず、高分解能の構造情報が得られているのは菌類だけである。今回我々は、ヒト40Sサブユニットの後期段階の集合中間体について、複数のクライオ(極低温)電子顕微鏡構造、すなわちin vitroで再構築した状態の構造1種と核内の状態から後期の細胞質での状態に至る天然の構造5種を示す。最も初期の粒子からは、生合成因子RRP12の位置と、40Sサブユニットの頭部の形成に伴って生じる未成熟rRNAの異なる複数のコンホメーションが明らかになった。後期に働く集合因子TSR1、RIOK1、RIOK2、ENP1、LTV1、PNO1、NOB1の分子モデルから、これらが40Sサブユニット集合の一連の段階に関わる際の基盤となる機構の詳細を知ることができる。NOB1の構造はヌクレアーゼの不活性なコンホメーションを示している。活性化にはPNO1に結合した3′ rRNAの再編成が必要であり、こうすることでrRNA折りたたみの最終段階と部位3の切断とが連携されている。

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