Perspective

青年期:青年期における身体時間、社会的時間、生活史の動態

Nature 554, 7693 doi: 10.1038/nature25750

身体的な成熟は早くなり、社会的成熟は遅くなるという最近の相反する傾向は、見かけ上の生物学的–社会学的不釣り合いという難しい状況をもたらしている。今回我々は、進化生態学の生活史解析手法を用いて、このような変化を引き起こす力を明らかにする。発達科学での知見を合わせると、我々の生活史解析は、青年期が文化の生物学的埋め込み(biological embedding)の独特な時期であることを示している。民族学的証拠は、大衆教育がグローバル化する青年期文化形態の新しい特徴であり、労働や生計手段、生活様式の変貌がそうした文化形態の原動力であることを示している。生活史のトレードオフと青年が経験する社会文化的生態を評価することによって、青年の発達をより豊かにするための実用的な基盤が得られるかもしれない。

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