Review

遺伝子工学:遺伝暗号の拡張と再プログラム化

Nature 550, 7674 doi: 10.1038/nature24031

自然界では、限られたわずかな種類のアミノ酸を使ってタンパク質が合成されている。新たな化学的・物理学的特性を備えた構成要素が増大し、これらを遺伝的にコードできるようになったことで、タンパク質の研究や操作、進化が変化しつつあり、タンパク質の機能を調べたり、画像化したり、制御したりするための手法や、治療法を精密に設計するための手法など多様な応用が可能になっている。こうした変化の基礎となるものは、翻訳を操作・再構築するための戦略である。新たな戦略では、非古典的な生体高分子の合成と進化を可能にする遺伝暗号の再プログラム化、また、翻訳装置の改変やゲノムの体系的な再コード化における我々の能力の限界の検証を目的としている。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度