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免疫学:母体の炎症に曝露されたマウスの行動異常を回復させる

Nature 549, 7673 doi: 10.1038/nature23909

妊娠中のウイルス感染は神経発達障害の頻度の増加と相関があり、これについては出生前に母体免疫活性化(MIA)に曝露されたマウスにおいて調べられている。我々は以前、母体の17型ヘルパーT細胞が、MIAの影響を受けた仔の皮質異常や行動異常の発生を促進することを明らかにした。本研究では、皮質異常が一次体性感覚皮質の異顆粒帯(S1DZ)を含む領域に選択的に存在することを示す。また、この皮質領域の錐体ニューロンの活性化は、野生型マウスにMIA関連の行動表現型を誘導するのに十分であり、逆に、ニューロン活動の低下はMIAの影響を受けた仔の行動異常を救済した。社会性や反復行動の表現型は、S1DZの遠心性標的に応じて選択的に調整することができた。我々の研究は、全てではないものの主にS1DZを中心とする皮質領域が、母体炎症に曝露された仔で観察される行動異常を仲介する神経ネットワークの主要なノードであることを明らかにしている。

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