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惑星科学:(1)ケレス上の明るい炭酸塩堆積物は水質変質の証拠である

Nature 536, 7614 doi: 10.1038/nature18290

準惑星ケレスの典型的な暗い表面は、アルベドがはるかに高い領域によって強調されており、これはオッカトルクレーター内で最も顕著である。こうした小さな明るい領域は、硫酸マグネシウム水和物を大量に含んでいると今のところ解釈されており、通常の表面が、低アルベド物質と、マグネシウムフィロケイ酸塩、アンモニア化フィロケイ酸塩、炭酸塩との混合物であるのとは対称的である。本論文では、ケレスのオッカトルクレーター内の明るい領域を高い空間分解能とスペクトル分解能で近赤外観測した結果を報告する。こうした明るい表面のスペクトルは、大量の炭酸ナトリウムの存在と矛盾せず、太陽系において地球以外で知られている中で、キロメートル幅の規模で炭酸塩が最も濃集している領域となっている。これらの炭酸塩は、炭酸アンモニウムや塩化アンモニウムだけでなく少量のフィロケイ酸塩や暗い成分と混ざっている。こうした化合物のいくつかは、土星の6番目に大きな衛星エンセラダスのプルーム内でも検出されている。我々は、こうした化合物が、天体内部で生じたものであり、塩水が結晶化した固体残留物や、地下から運ばれて表面に上がってきた変質した固体であると提案する。熱源は、衝突加熱によって生じた一時的なものである可能性がある。あるいは、内部温度が地下塩水の共晶温度以上という可能性もある。この場合、流体が今のケレスの深部に存在しているかもしれない。

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