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再生:MARCKS様タンパク質はアホロートルにおける外肢再生の開始分子である
Nature 531, 7593 doi: 10.1038/nature16974
再生を開始する主要分子を明らかにすることは、長らく探求されてきた目標である。再生を行う多数の動物では、まず創傷に関連した初期の増殖応答が見られ、体の相当な部分が失われている場合には持続的な増殖へ移行する。アホロートルにおける外肢切断は、創傷と関連した一連の細胞周期誘導を開始し、続いて神経に由来するシグナルに依存した継続的な増殖を誘導する。初期増殖応答を引き起こして再生を開始させる創傷関連分子は、まだ明らかになっていない。本研究では、発現クローニング法を行った後にin vivoでの機能獲得および機能欠失実験を行い、アホロートルのMARCKS様タンパク質(MLP)が、アホロートルの外肢再生で初期細胞周期応答を誘導する細胞外分泌因子であることを明らかにした。再生開始分子が明らかにされたことで、他の動物での再生誘導の仕組みを理解できる可能性が開かれた。

