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化学:オーダーメイドの形状を持つ有機分子のアセンブリーライン合成

Nature 513, 7517 doi: 10.1038/nature13711

有機分子に対して鎖伸長や官能基操作などのプロセスが繰り返し行われる分子の「アセンブリーライン」は、ポリケチド生合成など多くの自然システムに見られる。今回我々は、ボロン酸エステルの試薬制御型繰り返し増炭反応を用いて、そうしたアセンブリーラインを構築したことを報告する。このプロセスは、極めて高い忠実度と立体制御性で炭素–ホウ素結合を挿入するトリイソプロピル安息香酸α-リチオエチルの反応性を利用している。各鎖伸長段階で新しいボロン酸エステルが生じ、これはさらなる増炭反応にすぐに使うことができる。我々はこの方法を用いて、立体化学的に明確なメチル基を連続して10個持つ有機分子を合成した。さらに、数種類の立体異性体を合成し、それらがメチル基の立体化学的性質に応じて異なる形状(らせん状または直線状)をとることを明らかにした。今回の成果は、形状が前もって予測された分子の合理的設計を容易にするはずであり、オーダーメイド分子を必要とする分子科学の分野に影響を及ぼす可能性がある。

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