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生化学:RNAは核内mRNA前駆体のスプライシングを触媒する
Nature 503, 7475 doi: 10.1038/nature12734
核内メッセンジャーRNA前駆体のスプライシングでは、イントロンはスプライソソームという、タンパク質と核内低分子RNA(snRNA)からなる動的な装置によって切除される。30年以上前に、自己スプライシング型グループIIイントロンRNAが発見された後、このsnRNAがスプライシングを触媒するという説が提案された。しかし、これまでのところ、スプライソソームの触媒作用におけるRNA、あるいはタンパク質の役割を示す明確な証拠は、どちらについても報告されていない。本論文では、出芽酵母のスプライソソームで金属によるレスキュー戦略を用いることにより、U6 snRNAが2段階のスプライシング反応の両方を触媒することを示す。U6 snRNA は、脱離する基に2価金属を適切に配置して安定化することで各反応を触媒する。注目すべきことに、我々が明らかにしたU6触媒金属配位子は全て、グループIIイントロンRNAの結晶構造で触媒2価金属の配置が観察された配位子に一致する。これらの知見は、グループIIイントロンとスプライソソームが共通の触媒機構と、おそらくは共通の進化起源を持つことを示している。我々の結果は、RNAがスプライソソーム内で触媒作用を仲介することを実証している。

