Perspective

材料科学:ファンデルワールスヘテロ構造

Nature 499, 7459 doi: 10.1038/nature12385

グラフェンその他の二次元原子結晶の研究が盛んに行われており、この研究は長年にわたって物性物理学と材料科学の主要な研究テーマの1つであり続ける可能性が高い。この分野の外に目を向けると、個々の原子面を正確に選んだ順序で積み上げて、層ごとに設計したデザイナーヘテロ構造を作ることもできる。最初のそのようなヘテロ構造(しばしば「ファンデルワールス」と呼ばれる)としてすでに著しく複雑なものが、最近作製され研究されており、特異な特性と新しい現象が明らかになっている。本論文では、この新たな研究分野を概説し、可能な将来の方向を見いだす。製造技術が着実に改善され、グラフェンを跳躍台として使えば、ファンデルワールスヘテロ構造は、独自の大きい分野へ発展するだろう。

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