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宇宙:温かいダストを持つ星周円盤の急激な消滅

Nature 487, 7405 doi: 10.1038/nature11210

星は、ガスとダストからなる星周エンベロープを伴って生まれる。エンベロープは円盤へと急速に変化し、円盤は最終的に惑星系を生み出す。このような円盤の進化過程の解明は、これまでに発見された惑星系の多様性を説明できる精密な惑星形成論を進展させるのに非常に重要である。円盤内での岩石天体の衝突合体による地球型惑星の形成は、理論研究や数値計算で主に調べられてきたが、こうした研究では衝突後の放出物の進化が概して考慮されていない。だが、最近の研究ではこのような物質がたどる運命が考慮に入れられている。本論文では、若い太陽類似星(TYC 8241 2652 1)の観測について報告する。この星では、衝突後の放出物からの赤外フラックスが2年未満の間に30分の1程度まで急激に減少している。この星は、太陽系内で岩石惑星が軌道運動するのと同じような領域にかなりの量のダスト放出物を保持する状態から、もっと冷たいダストをわずかに持っている程度の状態に移行したらしい。急激な放出物進化のこのような段階は、今まで予想あるいは観測されたことがなく、使用可能な最近の物理モデルでもこれらの観測結果を満足に説明することができない。

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