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宇宙:たて座δ型星で効率的な外層対流によって生じる、太陽と似た振動の励起

Nature 477, 7366 doi: 10.1038/nature10389

たて座デルタ型星(δSct)は、太陽質量の1.5倍から2.5倍程度の質量を持つ、不透明度によって駆動される脈動星であり、その脈動は、ヘリウムの電離が変動することの結果である。太陽のようなもっと低質量星では、対流によって質量とエネルギーが星の30パーセントにあたる外層を通じて輸送され、多様な共鳴音響振動モードが励起される。確固とした理論的基礎はないが、モデルでは太陽の例に基づいて、たて座δ型星の対流外層は半径の1%程度の広がりしかないが、太陽と同じような振動を励起するのに十分なエネルギーを持つと予測されている。星での振動は、ケプラー計画以前には観測されておらず、そのためこれらのモデルが示す対流外層の存在は疑問視されていた。本論文では、たて座δ型星HD 187547に太陽のものに似た振動を検出したことを報告する。このことは、ad hocモデルが予想しているように、太陽質量の約2倍程度の星で外層対流が効率よく働くことを示唆している。

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