Letter 細胞:Legionella pneumophilaのSidDはRab1を修飾する脱AMP化酵素である 2011年7月28日 Nature 475, 7357 doi: 10.1038/nature10307 レジオネラ菌の1つであるLegionella pneumophilaは、Dot/Icm IV型分泌系(T4SS)によって移動するエフェクターによって、宿主の小胞輸送経路を能動的に調節し、自身の細胞内複製を促進する。SidM/DrrAタンパク質は、そのグアニンヌクレオチド交換因子(GEF)活性とAMP化(AMPylation)活性によって、低分子量GTPアーゼのRab1を活性型に固定することで機能する。本論文では、L. pneumophilaタンパク質のSidDがRab1を選択的に脱AMP化(deAMPylate)することを示す。SidDの脱AMP化活性は、SidMの酵母に対する毒性を抑制できること、また、Rab1を細菌のファゴソームから効率的に放出させるために必要であることがわかった。したがって、L. pneumophila感染の異なる段階における、Rab1活性の時間的制御についての分子機構が明らかにされた。これらの知見は、AMP化を介するシグナル伝達は、特異的な酵素によって調節される可逆的な過程であることを示している。 Full Text PDF 目次へ戻る