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免疫:オキシステロールはEBI2を介して免疫細胞の移動を指示する

Nature 475, 7357 doi: 10.1038/nature10280

EBI2 (Epstein–Barr virus-induced gene 2、別名GPR183)は、液性免疫応答に必要なGタンパク質共役型受容体で、この受容体の多型性は炎症性自己免疫疾患と関連付けられている。EBI2の本来のリガンドは知られていない。今回我々は、EBI2の強力で選択的なアゴニストが、7α,25-ジヒドロキシコレステロール(7α,25-OHCまたは5-コレステン-3β,7α,25-トリオールとも呼ばれる)であることを明らかにした。7α,25-OHCおよび近縁のオキシステロールによるヒトEBI2の機能的活性化は、セカンドメッセンジャーの測定値のモニタリングと放射性リガンドの飽和性で高親和性の結合によって実証された。さらに我々は、7α,25-OHCおよび近縁のオキシステロールが、in vitroおよびin vivoでEBI2を発現する免疫細胞の走化性因子として働いて、細胞の移動を指示することを見いだした。7α,25-OHCの生成に必要不可欠な酵素は、コレステロール25-ヒドロキシラーゼ(CH25H)である。CH25Hを欠損するマウスは、EBI2受容体ノックアウトマウスと同様に、脾臓内の活性化B細胞を濾胞の外側に位置させることができず、また免疫原投与後の形質細胞応答の誘導が低下する。このことは、CH25Hがin vivoでEBI2の生物活性をもたらすことを証明し、またEBI2–オキシステロールシグナル伝達経路が適応免疫応答に重要な役割を担っていることを示している。

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