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細胞:オキシステロールはEBI2を介してB細胞の移動を指示する

Nature 475, 7357 doi: 10.1038/nature10226

EBI2(別名GPR183)はオーファンGタンパク質共役型受容体で、脾臓で多く発現しており、エプスタイン・バー・ウイルス感染によって発現が上昇する。最近の研究で、この受容体が濾胞性B細胞の移動とT細胞依存性の抗体産生を制御することが示されている。オキシステロール類は、免疫応答や炎症反応、およびコレステロール代謝に大きな影響を与える。オキシステロール類の生物学的影響は、主に核内ホルモン受容体の活性化であるとされている。本論文では、ブタ脾臓抽出物からオキシステロール類を単離し、それらがEBI2の内因性リガンドであることを示す。最も強力なリガンドである活性化物質は7α,25-ジヒドロキシコレステロール(OHC)で、EBI2に対する解離定数は450 pMである。in vitroでは、7α,25-OHCは、EBI2を発現するマウスのB細胞およびT細胞の移動を促進し、50%有効濃度は約500 pMであったが、EBI2欠損細胞には全く影響を与えなかった。in vivoでは、EBI2欠損B細胞、あるいは7α,25-OHC前処理によって脱感作した正常B細胞は、脾臓の濾胞領域へのホーミングが低下した。in vivoで、CYP7B1阻害剤のクロトリマゾールで7α,25-OHCの合成を阻害すると、マウス脾臓での7α,25-OHC量が低下し、また、あらかじめ活性化させて養子移入したB細胞のT/B境界領域(脾臓の濾胞でのT細胞領域とB細胞領域の境界)への移動が促進された。これは、EBI2欠損マウス由来のあらかじめ活性化させたB細胞の表現型と類似している。我々の結果から、B細胞の移動を制御するオーファンGタンパク質共役型受容体のEBI2と、特定のオキシステロール類の既知の免疫作用の間に予想外の因果関係があることが示され、したがって、この種の分子のこれまでに知られていなかった役割が明らかになった。

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