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宇宙:赤方偏移 z ≈ 10の銀河候補とその銀河種族が5億歳のときに生じた急激な変化

Nature 469, 7331 doi: 10.1038/nature09717

過去10年間にわたる高赤方偏移の銀河の探査によって、ビッグバンのわずか9億〜20億年後(赤方偏移6 > z > 3)に存在する6,000個以上の銀河という膨大なサンプルが得られた。ハッブル超深宇宙探査(HUDF09)のデータからは、z ≈ 8にある銀河について最初の信頼性の高い検出がなされている。これは、z ≈ 8.2に位置するγ線バーストの報告と共に、現在までになされた信頼性の高い報告中では最初期の天体群に属している。z ≈ 7〜8の銀河の観測からは、z > 9〜10での大量の星形成が示唆されている。今回我々は、HUDF09の2年間にわたる完全なデータを用い、ビッグバン後わずか5億年の再電離の時代のただ中にある、z ≈ 10に位置する銀河の超深宇宙探査を行った。z ≈ 10の銀河候補と考えられる天体が発見されただけでなく、この時期の星形成率密度は、ソース天体の検出とは関係なく、z ≈ 8のわずか2億年後よりもかなり小さい(約10%)ことが明らかになった。この結果は、z ≈ 10からz ≈ 8の時期に銀河の光度密度と体積密度の両方が増加したように、z ≈ 10で銀河成長が非常に急激であったことを示している。z ≈ 10以前の1億〜2億年は、最初期の銀河形成において明らかに重要な段階である。

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