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免疫:CD8+調節性T細胞による濾胞ヘルパーT細胞の抑制は自己寛容に不可欠である

Nature 467, 7313 doi: 10.1038/nature09370

強力な免疫応答を生み出し、自己の組織や器官には障害を与えないという能力は、自己反応性TおよびB細胞の除去に依存する。しかしながら、未成熟および成熟自己反応性TおよびB細胞を完全に取り除くことはできないため、免疫応答を抑制するようにプログラムされた細胞の関与も必要だと考えられる。CD4+ T細胞の一部集団に属する調節性T細胞(Treg)は、有害な炎症反応を防ぐ役割を担っていると考えられているが、自己抗体形成および全身性エリテマトーデス様病態の発生を抑制するようにプログラムされたT細胞集団はまだ明らかになっていない。今回我々は、自己寛容の維持とマウスの自己免疫疾患の予防に不可欠なCD8+調節性T細胞系列について報告する。このCD8+T細胞とその標的であるQa-1+濾胞ヘルパーT細胞との間の抑制性相互作用を遺伝学的に阻害すると、致死的な全身性エリテマトーデス様自己免疫疾患が生じる。これらの知見により明らかにされたCD8 T細胞の一部系列は、免疫を活性化するよりはむしろ抑制するようにプログラムされており、免疫応答に不可欠な調節的要素であり、自己寛容を確実なものにしている。

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