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進化:真社会性の進化

Nature 466, 7310 doi: 10.1038/nature09205

真社会性とは、一部の個体が自分の生涯の繁殖可能性を減らして他個体の子孫を養育する仕組みであり、社会組織の最も進んだ形態の基盤、そして社会性昆虫およびヒトが生態学的に主要な役割を果たしていることの基盤となっている。包括適応度という概念に基づく血縁選択説は、過去40年間にわたって、真社会性の進化を説明するための主要な仮説となってきた。本論文では、こうした考え方に限界があることを明らかにする。我々は、厳密な集団構造モデルの状況下では、標準的な自然選択説が、血縁選択説よりも簡明で優れた考え方となり、複数の競合する仮説の評価を可能にし、実験的観察結果を解釈するための的確な枠組みを提供すると考える。

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