Letter 宇宙:オリオン分子雲の表面における波 2010年8月19日 Nature 466, 7309 doi: 10.1038/nature09289 大質量星は、それらのもととなった分子雲に影響を与える。また、流体力学的な不安定性の拡大は、分子雲を圧縮あるいは分裂することがあるとずっと考えられてきた。このような不安定性の検出は難しいことが証明されている。「創造の柱」のような長く伸びた構造などの形状は、不安定性から生じると考えられているが、これとは異なる説明もなされている。不安定性の重要な特性の1つは、ガス中で波に似た構造をもつことだが、これまで確認されてはいない。本論文では、オリオン分子雲表面の大質量星の形成場所近傍に「波」が存在することを報告する。この波は、大質量星によって加熱、イオン化されたガスが既存の分子ガスに吹き付けられるにつれて星雲が膨張する間に生じるケルビン–ヘルムホルツ不安定性らしい。 Full Text PDF 目次へ戻る