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生化学:LexA–DNAの複合体の構造とSOSボックス測定へのかかわり

Nature 466, 7308 doi: 10.1038/nature09200

真正細菌のSOS系は、細胞でのDNA損傷と修復を示す代表的な例の1つで、その活性化は抗生物質耐性にもかかわっている可能性がある。通常の条件では、LexAはオペレーター中のSOS「ボックス」に結合することで、多くのDNA修復タンパク質の転写を抑制している。遺伝毒性ストレス下でRecAとATP、一本鎖DNA(ssDNA)が作る複合体が蓄積すると、LexAの自己切断が活性化される。LexAがその結合部位を認識する仕組みを調べるために、我々は、SOSボックスと複合体を形成した大腸菌(Escherichia coli)LexAの3つの結晶構造を決定した。本論文では、これらのLexA–DNA複合体の構造を報告する。LexA二量体のDNA結合ドメインは、ウィングド・へリックス・ターン・へリックスモチーフという古典的な形状をとって、DNAと相互作用している。しかし、これら2つのDNA結合ドメインのウィングは、DNAの同じ副溝に結合している。これらのウィング–ウィング間の接触により、大腸菌SOSボックスの2つの半部位(half-site)間の間隔が不変である理由を説明できるかもしれない。

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