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宇宙:赤方偏移z≈0.8での水素21 cm放射の強度マップ

Nature 466, 7305 doi: 10.1038/nature09187

赤方偏移がz≈0.5から∼2.5までの範囲における中性水素による21 cm電波放射の観測は、宇宙の暗黒エネルギーを探査する高感度の手段になると予想されている。このことは特に、宇宙膨張が加速し始めるz≈1辺りに当てはまる。それは、この領域では赤外線に対し大気が不透明となるために、従来の可視光に基づく宇宙論の議論が非常に難しくなるからである。これまで、21 cm電波放射は、z = 0.24までしか検出されていない。これより遠方の銀河は一般に、個々に検出するには暗すぎるが、「クモの巣状の大規模宇宙構造(cosmic web)」中の、解像できない多くの銀河の集合的な放射を計測することは可能である。本論文では、z = 0.53〜1.12の範囲での、21 cm放射の三次元強度場について報告する。これに、およそ10,000個の銀河を取り巻く体積からの中性水素(HI)放射(DEEP2可視光銀河赤方偏移探査による計測)を重ねて、およそ4σの有意性で、21 cmの輝線の集合が検出された。

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