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地球:地球の鉛同位体年代は核形成のみによって説明可能である

Nature 465, 7299 doi: 10.1038/nature09072

鉛同位体によって決められた地球の年代が意味するものは、長い間、明らかになっていなかった。最近、鉛同位体から導かれた地球の年代は、核形成が長引いた間に起こった金属液体への分配ではなく、月を形成した巨大衝突時に起こった揮発性物質の宇宙への喪失を反映したものだと考えられている。本論文では、鉛の液体鉄への分配は炭素含有量に強く影響され、炭素の含有量を約0.2%とすると、実験データと同位体データは共に、地球の集積期を通して鉛が核に強く分配された証拠を与えることを示す。鉄への分配は弱いとした当初の結論は、炭素が飽和した(炭素約5%)鉄合金を用いたために生じた。したがって、地球の鉛同位体年代は、核への分配と一致し、巨大衝突時にやや揮発性の元素が遅れて宇宙へ失われた量があまり大きくないこととも矛盾しない。

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