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免疫:nuocyteは2型免疫を誘導する新しい自然免疫エフェクター白血球である

Nature 464, 7293 doi: 10.1038/nature08900

自然免疫は、侵入病原体に対する防御の最前線であり、また適応免疫展開のための重要な合図を与える。蠕虫に対する防御的な免疫応答の誘導を担い、またアレルギー性喘息を発病させる原因となっている2型免疫は、主要な2型サイトカインであるインターロイキン(IL)4、IL5、IL13によって支配される応答からなる。T細胞は、適応免疫応答におけるこれらのサイトカインの重要な供給源であるが、サイトカインの供給源となる自然免疫細胞は広範囲にわたって見つかっていない。本論文では、新たに作製したIl13-eGFPレポーターマウスを用いて、自然免疫の新規2型免疫エフェクター白血球を同定し、nuocyteと名付けて、その機能的特徴を明らかにした。nuocyteは2型免疫反応を誘導するサイトカインであるIL25とIL33に反応してin vivoで増殖し、ブラジル鉤虫(Nippostrongylus brasiliensis)による蠕虫感染時にIL13の初期の主要産生源となる。IL25およびIL33シグナル伝達が共に欠如した場合にはnuocyteは増殖できず、その結果、寄生虫の排除が強く障害される。この障害は、in vitroで培養した野生型nuocyte養子移入で回復するが、IL13欠損型の移入では回復できない。したがって、nuocyteは2型免疫の非常に重要な自然免疫エフェクター細胞である。

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