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発生:血管新生中の血行動態とVegfシグナル伝達のマイクロRNAを介する統合

Nature 464, 7292 doi: 10.1038/nature08889

循環系の中で、血流は血管の再構築を調節し、血液幹細胞の形成を誘導し、血管疾患に病理学的に関与する。脊椎動物の胚発生中、血管のパターン化は当初、循環が始まる前に機能する保存された遺伝的経路により制御されている。その後、内皮細胞が血流の機械感覚性刺激とこれらの早期シグナルを統合し、胚の血管系を形成すると考えられる。ところが、発生中にこれらのシグナルが統合される機構の詳細はほとんどわかっていない。この過程を検討するために、血流に応答して再構築されることが知られている大動脈弓(AA)の血管に注目した。生きているゼブラフィッシュ胚で二光子励起画像化法を用いたところ、AA発生中には、血管新生に血流が必須であることが観察された。さらに、AA血管の血管新生性出芽には血流誘導性遺伝経路が必要であり、この経路では機械感受性ジンクフィンガー転写因子klf2aが内皮特異的マイクロRNAのmir-126の発現を誘導し、Vegfシグナル伝達を活性化させる。以上の結果を総合すると、内皮細胞でマイクロRNAが生理的刺激と増殖因子シグナル伝達の統合を促進し、血管新生を誘導するという新たな遺伝機構が明らかになる。

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