Letter 医学:慢性C型肝炎の治療を受けている患者で変異型ITPA遺伝子は貧血を防ぐ 2010年3月18日 Nature 464, 7287 doi: 10.1038/nature08825 C型肝炎ウイルス(HCV)の慢性感染は、世界中で1億7,000万人にみられ、肝臓に関する病気や死亡の主要な原因となっている。標準的な治療法は、ペグインターフェロン(pegIFN)αとリバビリン(RBV)の併用だが、これにはさまざまな副作用が伴い、治療が制限される。副作用のうち最も深刻なものの1つは、RBVによって誘導される溶血性貧血である。これはほとんどの患者でみられ、最大15%で重症となるために、投与量の変更が必要になる。今回我々は、臨床的に重要ではないと考えられているイノシントリホスファターゼ欠損をもたらす変異型遺伝子が、RBVを投与されているC型肝炎患者において、溶血性貧血を防ぐことを示す。 Full Text PDF 目次へ戻る