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宇宙:γ線バーストの検出されない相対論的なIbc型超新星

Nature 463, 7280 doi: 10.1038/nature08714

長時間持続するγ線バースト(GRB)は、一部の大質量星の爆発による死の特徴であり、Ibc型超新星のまれなサブクラスとされる。こうした星は、中心エンジン(降着を受けているブラックホールや中性子星)によって駆動される、高エネルギーで細長くしぼり込まれた相対論的なアウトフローの生成によって見分けられる。観測では、このアウトフローは、γ線パルスと、持続時間の長い電波領域の残光という形でみられる。現在まで、中心エンジンにより駆動される超新星は、もっぱらそのγ線放射によってのみ発見されてきたが、衛星の検出感度の限界、あるいはしぼり込まれた放射の集中方向が我々の視線方向から外れているために、発見されていないものが多数存在していると考えられている。こうした枠組みでは、未検出のGRBが、相対論的なアウトフローを伴うIbc型超新星の電波探査を通じて発見される可能性がある。本論文では、一見したところ普通のIbc型である、SN 2009bbからの明るい電波放射の発見について報告する。この放射には、中心エンジンによってエネルギーを供給される、かなり相対論的なアウトフローが必要である。Ibc型超新星に対する我々の電波探査との比較は、中心エンジンをもつ超新星の割合が、およそ1パーセントと少ないことを示している。これは、近傍のGRBについて推測される割合とは独立に測定された値であるが、そうしたGRBの場合と矛盾しない。これとは独立して、2つ目のやや相対論的な超新星が報告されている。

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