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宇宙:若い太陽類似星のアウトバーストの際に起こる彗星物質の間欠的形成

Nature 459, 7244 doi: 10.1038/nature08004

太陽系は、星間ガスと星間塵の雲から形成された。星間塵は、非晶質のケイ酸塩粒子と炭素質の塵(ダスト)である。しかしながら、彗星物質の組成からは、非晶質のケイ酸塩の塵の大部分が、原始太陽系星雲の初期進化段階で結晶質構造に変質していることが明らかである。この変質がいつ、どのようにして起きるのかはまだ論争中の問題だが、初期太陽あるいは衝撃波による加熱であると考えられることが多い。本論文では、若い太陽類似星であるおおかみ座EX星(EX Lupi)のアウトバースト時のスペクトルにみられた中赤外波長域の構造について報告する。これらは不活発期にはみられなかったものである。我々は、それらの構造を結晶質フォルステライトに帰属するとし、アウトバーストからの加熱により、円盤内側の表面層で熱アニールを介して結晶が作られたと結論した。この過程は、今まで考慮されてこなかったものである。低温の結晶が観測されないことは、中心からさらに遠方領域での衝撃加熱の可能性を排除する。

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