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生化学:ヒト・スプライソソームU1 snRNPの5.5 Å分解能での結晶構造

Nature 458, 7237 doi: 10.1038/nature07851

ヒトのスプライソソームに含まれるU1核内低分子リボ核タンパク質複合体(snRNP)は、U1核内低分子RNAと10種のタンパク質から構成され、メッセンジャーRNA前駆体内の5′スプライス部位を認識し、スプライソソームの形成を開始して、イントロンを切除する。U1 snRNPの機能中心の分解能5.5 Åでの電子密度地図から、我々はRNA部分の構造モデルを作り、各タンパク質の部位特異的な標識化と併せて、7つのSmタンパク質とU1-CおよびU1-70Kを地図上に配置できた。今回我々は、スプライソソームsnRNAの詳細な構造を示し、サブユニット間の複雑な相互作用の階層的なネットワークを明らかにする。特筆すべき特徴は、U1-70Kのアミノ末端のポリペプチドがそのRNA結合ドメインから180 Å以上の距離に伸び、7つのSmタンパク質から構成されるコアドメインの周りを取り囲み、さらに5′スプライス部位の認識に不可欠なU1-Cに接触していたことである。このU1 snRNPの構造から、U1 snRNPの形成についての手がかりが得られ、5′スプライス部位認識の機構と考えられるものが示唆される。

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