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宇宙:球状星団中の「青色はぐれ星」は連星起源である

Nature 457, 7227 doi: 10.1038/nature07635

球状星団の青色はぐれ星(blue straggler)は、ずっと以前に星の主系列から離れて進化したと思われる、異常に大質量の星である。これらの天体を生成しうる既知の過程としては、直接的な星の衝突と連星系からの進化という2つが存在する。しかし、これらの過程の相対的重要性は明らかになっていない。特に、ある星団にみられる青色はぐれ星の総数は、想定される衝突率と相関があるようには考えられず、このことは連星進化モデルを間接的に裏付けている。しかし、多くの星団における青色はぐれ星の動径分布は、中心の主要なピークともう1つのピークをもつ二峰分布である。これは、少なくとも高密度の星団コアでは、衝突が青色はぐれ星の生成を支配していることの表れと解釈されてきた。本論文において、星団のコアで見つかる青色はぐれ星の数と星団内部に含まれている星の全質量との間に、明白だが準線形の相関関係があることについて報告する。このことから我々は、ほとんどの青色はぐれ星は、星団のコアにみられるものであっても、連星系に由来すると結論する。しかし、元の連星系それ自身が力学的衝突による影響を受けている可能性もある。このことは、今までに見つかった、矛盾するようにみえるすべての結果を満足させる手がかりになるかもしれない。

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