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化学:多様な反応性を示す末端Pt(IV)-オキソ錯体の証拠

Nature 455, 7216 doi: 10.1038/nature07356

遷移金属の末端オキソ錯体は、さまざまな生物学および化学的過程で重要な役割を果たす。例えば、有機分子の触媒酸化、一部の酸化酵素変換、金属表面上の二原子酸素の活性化はすべて、オキソ錯体が関与すると考えられている。さらに、水から分子状酸素を生成する光触媒酸化は、人工光合成や水の分解を目的として世界的規模で集中的に研究されている問題であるが、オキソ錯体はその重要な中間体と考えられている。末端オキソ配位子は、強力なπ電子供与体であるため、高原子価の前周期遷移金属と容易に安定錯体を形成する。d軌道が価電子で満たされるにつれ、末端オキソ配位子は不安定になっていく。今回我々は、電子吸引性配位子骨格によって安定化されていないdnn>5)末端オキソ錯体が存在する証拠を報告する。このd6 Pt(IV)錯体は、分子間および分子内酸素供与体として、並びに求電子体としての反応性を示す。その上、この錯体は、水の活性化過程を経て末端ジヒドロキソ錯体を生成する。これは、水の酸化などの触媒反応機構と関係があるかもしれない。

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