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細胞:クラスリンは側底極性の主要制御因子である

Nature 452, 7188 doi: 10.1038/nature06828

クラスリン被覆小胞は、酵母からヒトに至るすべての有核細胞で細胞内輸送の運搬手段となっている。これまで多くの研究により、細胞膜で起こるエンドサイトーシスとシグナル伝達におけるクラスリンの重要性が明らかにされてきた。これとは対照的に、エンドサイトーシスに関連しない輸送における役割についてはわずかしかわかっておらず、最もよく調べられた例はゴルジ体からリソソームへの加水分解酵素の輸送である。本研究では、上皮性細胞株MDCKにおいて、クラスリンは側底部細胞膜タンパク質の極性に必要とされることを示す。クラスリンのノックダウンは、側底部に存在するほとんどのタンパク質の生合成に続く輸送と再利用を阻害することでその極性を消失させたが、頂端部に存在するタンパク質の極性には影響しなかった。定量的ライブ画像化実験では、長期的あるいは急性のクラスリンノックダウンによって、側底部タンパク質のゴルジ体からの放出が選択的に遅れ、頂端部へ向かう輸送小胞中への誤った送り込みが促進されることがわかった。これらの結果は、上皮細胞における側底部タンパク質の輸送にクラスリンが広く必要とされることを示している。

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