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遺伝:多能性細胞と系列拘束された細胞におけるクロマチンの状態を示すゲノム全域にわたる地図

Nature 448, 7153 doi: 10.1038/nature06008

我々は、単一分子塩基配列決定技術を使って、哺乳類細胞におけるヒストン修飾のハイスループットプロファイリングを行ったことを報告する。クロマチン免疫沈降DNAから40億塩基を超える配列を得て、マウス胚性幹細胞、神経前駆細胞、胚性繊維芽細胞のクロマチンの状態を示すゲノム全域地図を作製した。リシン4とリシン27のトリメチル化状態により、発現されている遺伝子、発現できる状態にある遺伝子、安定的に抑制されている遺伝子が実際上判別され、したがって、これらは細胞の状態と細胞系列への潜在的な分化能を反映していることがわかった。リシン36のトリメチル化は、コード領域と非コード領域の一次転写産物の目印となり、遺伝子の注釈付けに役立つ。リシン9とリシン20のトリメチル化は、サテライトDNA、テロメアDNA、活性な長い末端反復配列にみられ、近くのユニーク配列へと広がる可能性がある。リシン4とリシン9のトリメチル化は、インプリンティング制御領域を示す。さらに、一塩基多型を用いて、対立遺伝子特異的にクロマチンの状態を読み取れることを明らかにする。今回の研究は、哺乳類の多様な細胞集団の性質を明らかにするために包括的なクロマチンプロファイリングを応用する際の基盤となる。

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